南足柄 バイオ木材乾燥機完成
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県産木材の流通の活性化を目指して(神奈川県)南足柄にバイオ木材乾燥機が完成南足柄市にある工務店「㈱神工舎建築工房」(上原隆代表取締役)が、自社工場内に「バイオ木材乾燥機」を完成させた。
従来の蒸気乾燥機に比べ、効率よく木材を乾燥することができ、運転経費を9割削減できる。同社では今後、委託乾燥を受付ける。神奈川県内の森林組合製材所に活用してほしいと考えている。これまでの木材乾燥は、大量の重油を使う蒸気式が主流で、燃料費は製材業者にとって大きな負担だった。乾燥は木材の強度と耐久性を決める重要な工程にも関わらず、特に乾燥コストを木材の値段に反映することはできなかったため、県産材の生産・流通において大きな課題となっていた。
今回の新型は電気とバイオの力を利用し、経費はこれまでの10分の1で済む画期的なもの。長野や静岡など、林業先進地域ではすでに活用されている。木の細胞を傷めないので、木材の品質そのものも向上する。 この機械の導入は、県産材の積極的な活用をモットーとする同社の代表役員・田代信行さんに、南足柄市在住で県内唯一の専業林業家・杉山精一さんや愛川町森林組合が協力することで実現した。2人には、この機械の稼動により、地元材の流通を活発化させ、森林資源の活用や林業の活性化につなげたい、との強い思いがある。 「バイオ木材乾燥機県産木材の流通の活性化を目指して南足柄にバイオ木材乾燥機が完成南足柄市にある工務店「㈱神工舎建築工房」(上原隆代表取締役)が、自社工場内に「バイオ木材乾燥機」を完成させた。従来の蒸気乾燥機に比べ、効率よく木材を乾燥することができ、運転経費を9割削減できる。同社では今後、委託乾燥を受付ける。神奈川県内の森林組合や製材所に活用してほしいと考えている。▲完成したバイオ木材乾燥機は、4×4× 13・5mの大きさ。一度に1500本の木材を処理でき、県下では最大規模。田代さん(左)と林業家の杉山さん林業を元気にの導入は、低迷する林業を改善する英断。ここが県の森林資源活用の要の拠点となるのでは」と杉山さん。地元の林業家や森林組合、製材所、工務店はもちろん、家の建築を考えている人にも知ってもらい、どんどん利用してほしい、と話す。
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撤去された蒸気高温乾燥機(神奈川県内の第1号機)
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